アーカイブ | 7月 2016

  • インフルエンザの薬は予防もできる?

    インフルエンザ治療薬は、一般的に処方されているタミフルやリレンザ、イナビルなどのシアリダーゼ阻害薬やM2イオンチャネル阻害薬が処方されていますが、シアリダーゼ阻害薬は感染患者と接触ご48時間以内にシアリダーゼ阻害薬の服用を開始すれば、初期症状が発症する事無く治癒する事も可能とされています。 特に発症後36時間以内の服用が、インフルエンザの発症を最も効果的に予防するとされています。 シアリダーゼ阻害薬は、インフルエンザの治療や予防治療にも非常に高い効果を示す為に予防接種と同様に考える方もいますが、根本的にシアリダーゼ阻害薬と予防接種は効果も意味合いも大きく異なります。 シアリダーゼ阻害薬は、ウイルスの表面にあるシアリダーゼに作用する事で感染細胞内で増殖したウイルスの体内への拡散を阻害し、発症や症状の悪化を遅らせる薬理効果があります。 世界保健機関の推奨により3価ワクチンから4価ワクチンに変更された予防接種は、流行が予想されるインフルエンザウイルス株のワクチンを接種する事で前もって体内に抗体を形成し、インフルエンザに感染し難くする事を目的としています。 インフルエンザの望ましい予防法は、流行シーズン前にしっかりと2回の予防接種を受け、流行シーズン中には手洗いとうがいを慣行し充分な休養やバランスのとれた食事などにより免疫力アップを心掛け、感染者との接触が疑われる時は速やかにシアリダーゼ阻害薬を1日1回7日間から10日間服用します。 しかし、タミフルやリレンザは、インフルエンザ治療薬として厚生労働省の認可を受け保険適応処方箋薬となっていますが、予防治療においては保険適応外となり高額な自由診療となります。